映画採点ブログ

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【採点】築地ワンダーランド(2016)

インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です

AmazonPrimeVideo で鑑賞

プロローグあらすじ

 80年以上休む間もなく魚を扱ってきた築地市場。1年以上の取材をして、そこで働く人々や、学び、利用する人たちを映す長編ドキュメンタリー。撮影は合計600時間を超え、魚に関わるすべてに言及しています。そして、新世代は。

 最後まで観てから解る、その歴史の重さと未来への継承

感想

 行こう、行こうと思っていたらついに移転まで行けなかった築地魚市場。今だからこそ見る築地。
 ドキュメンタリーですから創作としての映画ではないでしょうが、取材で得た膨大な素材の取捨選択と整理がされ、ストーリーすらあると感じるれっきとした映画ですよ。
 あとポスターで綺麗そうなイメージ(汚く映すことはないでしょうけど)だったので、目の保養を。魚や料理って綺麗だよね

見どころ(点数)

魚(海産物) 27点
働く人々 25点
映像 17点
取材された人の答え 10点
ラスト 5点
四季 4点

合計で88点としました
 やはりビジネスとしての魚市場、という目線で観ました。効率化が図られ手早い作業で良い品質。仕事への熱意や誇りが強調されていましたが、それより感じる普通の人間らしさ、そしてそれを支える知識、情報、効率化された市場のシステム。いいじゃないですか! これが現代の、世界有数の海産物市場のリアル。
 余計なメッセージ性がなくていいですね、心を落ち着けて観ていられてよかったです。魚の血とかは流れますがYouTubeとかでも魚を釣ったりさばいたりが人気ですよね。そういうのが好きな人には抵抗なく観られるのではないでしょうか。あと内臓とかは映らないです。美しさを重視した結果でしょうね。
 魚食べたい。

 

減点理由(クリックで表示)

ツカミ -5点
 勿体ないのが、序盤で「外国人向けPR動画かな?」と思わせてしまうこと。日本人でも面白い、いや日本人こそが観よう。役者じゃない出演者の言葉に、日本人だからこそ読み取れる裏があったり、職場の雰囲気があるわけです。ドキュメンタリー好き、というマニアックな方は少ないと思いますが職業体験、工場見学に通ずる面白さがありますよ

誇り -4点
 さて、制作した局が違うので心苦しいのですが、職人の技術や誇りに関しては「和風総〇家」とかで見られるんですよねえ。これを強調する必要性を感じなかった。というか、それを強調される序盤より、後半の方がよっぽど面白い。後半の方が方針が定まってて観やすいです

ナレーション -3点

 申し訳ないが英語じゃなくて日本人による日本語ナレーションで頼む。PV感の大きな原因。結局最後に言いたいことも日本人へのメッセージなのになあ

 

 フィクションじゃないのでリアリティに関しては文句のつけようがないし(笑) 他の映画とは単純に比較できるようなものではないが高評価してます。

 多くの人に取材をしております。今は豊洲で元気に働いているだろうか。移転に際しいろいろあったと聞いていますが、精神は変えず働いていてほしい。豊洲には絶対行くぞ。

築地ワンダーランド

築地ワンダーランド