映画採点ブログ

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【採点】ルイスと不思議の時計(2018)

原作未読 インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です

劇場 で鑑賞

プロローグあらすじ

 ルイスは両親を亡くし、ジョナサンの屋敷へ引っ越してきた。変な服装、そして車も屋敷もなんだか時代遅れに古びている。違和感を感じながらも、隣人のフローレンス・ツィマーマンに迎えられ、ジョナサンには「好きにしていい、いずれ分かるがこの屋敷は普通ではないから――」と意味深に伝えられる。
 アメリカ発の童話の映画化。子供と一緒にハッピーハロウィン!

感想

 10月12日公開。観てきました。ほぼ吹き替え目当て。しかし「配給が吹き替えのキャストを推しまくっている」時点でお察しですね。
 観た感想。なんだろうこれ……道徳の教科書に下品な落書きを描く小学生の気分だ。ある意味斬新。気乗りしないけど面白いからレビューしていきますか……

見どころ(点数)

(色々な意味で)世界観 17点
配役・演技 14点
ストーリー 8点
衣装 7点
ジョナサンとフローレンスのやりとり 4点
音楽 3点
+α 吹き替えキャストの豪華さ 6点

合計で53点プラスαで59点としました

 まーず言いたいのはポスター詐欺だァね。キラキラファンタジーなんぞありません! ネズミ―映画でも観てろ! えっ実写『美女と野獣』がVFX監修? ……絵だけ見れば確かに美しいけどさあ。
↓ポスターもこんなに綺麗なのに……。

映画ポスター
 原作は「少年少女がファンタジー世界へ」の原型となったと言われる童話なだけあって、王道というか「あーファンタジーしてるなあ、どっかで観たけど(こっちが先発)」と思わせるものがたくさん。別にそれはいいんだ。
 それが生理的に気持ちのいいとは言えないもので(遠回りな言い回し)彩られているんだ! だから「道徳の教科書に落書き」の気分なのです

 

減点理由(クリックで表示)

突き抜けてしまえ! -24点
  いや、ここまでやったなら考えるな、G指定(PG-13)の限界までパンクなハロウィーンを演出してしまえ! と言いたくなるくらい中途半端に気持ち悪くて中途半端にほのぼの。そしてハラハラ感0の展開(今時6歳でもシラっとした目で観るんじゃないか……?)。だったらハラハラっぽい展開とかどうでも良いから「きちゃない」とほのぼの全振りでいいよ。ファミリー映画ということで遠慮しちゃったのか、これがPG-13の限界なのか。ある意味この消化不良も狙いなんじゃないかと思うくらいにはモヤモヤさせられました

描写不足 -17点
 主人公の親に関してだとか、さらにジョナサンやフローレンスのあれこれについての描写が少なすぎて、誰にも感情移入出来ず。これだけじゃなく、世界観を口頭のみで説明するのは小説から脱せてない証拠でしょうね……もしくは予算不足。アイザックとジョナサンの話はそこそこ映像化されてて良かったです

 

 独特といえば……独特でした。王道をいかに新鮮に彩るかと出した答えがアレなら常人にはムリですね。監督がさすがというか。
 例え話すると、浦安鉄筋家族にファンタジー(浦鉄もファンタジーではある…)を足してマイルドにした感じ

 ハロウィーンを目いっぱい楽しみたい低学年男子のいるご家庭へオススメしたい一本でございました。

 

吹き替え感想(クリックで表示)

 あ、そういえば吹き替えを目的に観に行ったんでした。感想残しておきます。
 始めに、ルイスの高山みなみさんの声。聞いた瞬間に「聡明そう」と感じるコナ◯パワー。ぶっちゃけ本気でアワアワする役は向いてない(他の役柄の影響もあり)。でもファンなのでとりあえず劇場で声が聴けただけで満足。大満足です。
 次にヒロイン(?)ローズちゃん、注意深く聞いても矢島晶子さんと分からなかった。知ってても納得いかなかった。声優さん凄いな〜……。普通に可愛かったです。洋画の吹き替え経験も多いですしね。あともっと本名陽子さんを出してくれ(発作)
 タービー役の松本梨香さんは分かったけど役にハマってて違和感ありませんでした。スレたサトシ。宮沢りえさんの声も素晴らしかった。縁がなくて3次元の演技をほとんど見たことないんですが、そちらも優秀なのだろうなと感じる演技力。いつか出演作品ちゃんと観ますね。
 最後に佐藤二朗さん、な……もう少し低い声がイメージ的に理想でしたけどね。やたら安心する声で初対面でも「ジョナサンおじさん〜( ´∀`)!」と言いたくなっちゃうのでやっぱりネタ枠としてしか仕事してないです。いや、良く言えばそれだけ普段から存在感があるということです。本人の人柄も面白いので吹き替えにはまた参加してほしいですね。
やっぱり豪華でしたねえ。まあとにかく高山みなみさんがずっとしゃべってる感じで良かった

 

↓原作

ルイスと不思議の時計 (静山社ペガサス文庫)

ルイスと不思議の時計 (静山社ペガサス文庫)