映画採点ブログ

映画を100点満点で採点します

【採点】15時17分、パリ行き(2018)

インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です

AmazonPrimeVideo で鑑賞

プロローグあらすじ

 スペンサー、アンソニー、アレクの三人は学校で知り合ってからの親友で幼馴染。転校などで離れたことはあったが元問題児同士、成人してからも連絡を取っていた。そしてスペンサーはある日、興味のあった軍へ入隊を決意し、運命の歯車は回り始めたのだった。

 クリント・イーストウッド監督作品、実話をもとに描かれたテロに対抗する3人の若者を、本人たちが演じます

感想

 映画館の予告で気になってたけれど観に行けなかった。予告のスピーチで興味持ちました。あ、あとタイトルが好きです。
 迂愚なものでクリント・イーストウッド監督作品を観るのは初めてです。硫黄島からの手紙をほんの数分流したくらいかな……。率直にいい映画だった! というわけで、レビュー行ってみましょう

見どころ(点数)

実話に基づいたストーリー 24点
配役・演技 21点
リアルな緊張感 16点
構成・丁寧な映し方 10点
実際の映像の使い方 5点

合計で76点としました

 緩く流れる時間の中で、刻々と迫るその時。シンプルですが「努力は必ず報われる時が来る」というメッセージも存在します。実話だからこその説得力です。
 予告がずいぶん誠実だったなと。テロリストとの壮絶な戦いはなさそうだと感じてました。それにキャッチコピーの「その時、3人の若者が乗ったのは運命の列車だった。」本当にそのままの話なんですよね。この誠実で静かな雰囲気が良かった。誇大広告するような作品ではなかったですから。その代わり興行収入は製作費的には低めだったみたいですが、ハデハデ映画に疲れたら是非本作を

 

減点理由(クリックで表示)

情報量が少ない -11点
 全てにおいてシンプル。それは悪くないが、なんとか引き延ばそうとしているのか2人がシングルマザーの下で育ったとか、クリスチャンであるとか。いろいろと余計に強調されているのが作品の雰囲気を壊していると感じました。それよりアンソニーについての描写ももう少し増やしてほしいなども

手法 -8点
 おそらく終盤までが緩慢すぎると分かっているのでしょう、時々挟まれる事件の一瞬のシーンを挟むこのやり方。事件の発端を見せたり雰囲気を引き締めるのに一役買っていますが、なんかわざとらしい。小手先のテクニックと言われても仕方がないのでは。悪かないですがね、自信なさげに見えます

演技 -5点
 いやすっごい申し訳ないし悪意はないんだけど、ジュディ・グリアの演技が浮いていた。某恐竜映画の印象も強く「分かりやすい演技をする方」という位置づけなのでリアルな雰囲気の本作には向いていないというか、彩度が高すぎたように思う

 

 途中途中でチクチク刺してくるようなシーンは監督の意趣かな(笑) 面白かったです。ハデハデ映画に疲れたら今度は硫黄島からの手紙を観ればいいですかね?
 終盤に挟まれる本物の映像がいい感じ。近代の有名な実話をもとにした映画はこうでなければ。実話系の映画、いつかまた引っ張ってきましょう。

15時17分、パリ行き(字幕版)

15時17分、パリ行き(字幕版)