映画採点ブログ

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【採点】劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段(2011)

インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です
AmazonPrimeVideo で鑑賞

プロローグあらすじ

 猪名寺乱太郎(いなでら らんたろう)は立派な忍者を目指して『忍術学園』へ通う10歳の男の子。だけどテストの成績は悪く、手裏剣も飛ばそうと思った方向には絶対に飛ばないので、1年生のクラスでも できの悪い子が集められる「は組」にいる。毎度のように事件に巻き込まれて培った実戦での強さを武器にして、捕まった喜三太を救うため、気の合う仲間たちと一緒に立ち向かう。

 よい子たちのよい子たちによるよい子のための劇場版アニメ忍たま乱太郎。ギャグアニメ? いえいえ本格時代ものです

感想

 アニメの劇場版を語るなら個人的には外せない映画。
「忍たま乱太郎」と言えば、NHKの教育テレビで週4日のペースで現在も放送されているご長寿アニメです。

 テレビシリーズの方は……確かに見てたけど今は放送時間帯的にもね。AmazonPrimeで対象になっている16、17シーズンは全部観ましたが。
 それより前に追加された本作には驚きを隠せませんでした。200回は観た(誇張なし)。友人にも触れ回ってしまいました(笑)

 前述とおり、TVシリーズを見たことがありながら「忍たま」ってこんなに面白いコンテンツだったんだ! と新発見が多かったです。

 タイトルにもなっている「忍術学園 全員出動」なんですが、そのとおりで既出の先生、生徒が全員出てきます。
 それだけでなく学園外の人気キャラクターの利吉、照星(しょうせい)さん、特に雑渡昆奈門(ざっとこんなもん)はほぼメインと言ってもいい描き方がされています。

 アニメの利点を活かしストーリーもキャラクターもぎっしり詰まった劇場版でございます。レビュー行くぞ。

見どころ(点数)

戦描画 20点
キャラクター 19点
時代考証 15点
ストーリー 12点
アニメのクオリティ(作画) 10点
音楽・OP・ED・替え歌 6点
配役・演技 5点
背景 4点
ファンサービス 2点

合計で93点としました
 全年齢対象、本格時代劇アニメ。
大人でも勉強になる。

 時代背景は室町時代。戦国時代前の世界観でございます。劇中でも、高校の授業で聞くような単語が出てきたり出てこなかったり。

 TVアニメの時から評価されてきた作画、時代考証、短い時間でキャラの魅力を引き出す手法の巧みさは健在……いやパワーアップしています。だからこそ出来た78分という尺での総出演。
 画面のメインになっているキャラ以外も性格に合わせたリアクションを取っていたり、1回じゃわからないことも多いです。

 超さり気なく、TV観てないと分からないやりとりもあったりして。ファンサもバッチリ。

 原作者の指示により「ムダに感動シーンを作らない」ストーリーも子供向けアニメとして一線を画しているのではないでしょうか。すぐ感動路線に走るからね。悪いとは言わないけれど。

 配役・演技に関してはあまり重要視する必要がないという意味で採点低めですが安定してます。芸能人ゲストもいましたが許容範囲内。
 ストーリーにも原作がありますので。ただこれを整理し、元はなかった新しいネタも入れています。これが上手い。

 「感動超大作」ではありませんが隙のない作りの良アニメ、佳作でした。

 

批評(?)コーナー(減点理由)

総合的に -7点
 好きすぎるので欠点とか思い浮かばないけどひねり出した結果。未クレジットのキャラがいる。声優被りは仕方ないとして、左近、数馬は声あったよな? 代役だったのか? 相変わらず声の聴き分けに自信がないないのでよく分からん。それ以外の理由が思い浮かばないが、せっかくなのでキャラ名表記だけでもして欲しかったかな。大人の事情は子供向けで見たくないよな……。

 あとこの作品の欠点ってなんだ? ほぼ前提知識なく(TVで見たのは大昔で忘れてたので)観たにも関わらず楽しめたし、あとは好みだけだと思うんです……キャラの多さや個性の強さに対応出来るかとか、ギャグシーンをメインだと思って評価するかどうかとか、そこらへん。

 Prime対象になってからじわじわとレビュー件数が増えてほぼ☆5の現状。本当によくできてるアニメだと。

 批評できてないが、いいのか? 分からないけどまあいいや

 

 背景もしっかりしてる。
画像の花(15分あたりから映りこむ)はタチアオイと思われます。平安以前(室町時代より前)に薬草として渡来し初夏~夏に花を咲かせる植物です。室町時代には野生に定着していたはず。時代も踏まえ季節を表す花ですね。

タチアオイ

 ワーナーはアニメの目の付け所はいいんです……ただマニアックなものが多いのと、宣伝が極端……。

 当時の公開が東日本大震災とダダ被りで映画どころでなかったのもあるので改めて話題にしたい映画、ということで。

あまぷら対象。