映画採点ブログ

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【採点】南極料理人(2009)

原作未読 インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です

AmazonPrimeVideo で鑑賞

プロローグあらすじ

 海上保安庁の隊員、西村淳は不運なことに南極へ行くことになってしまった。仲間である越冬隊メンバーは、料理に無頓着。それで西村の食事係という担当の地位も低い。それでも1年以上8人で過ごさなければならないのだ。

 仕事で南極へ単身赴任、閉鎖空間での人付き合い。それを癒す食事で、隊員は冬をどう越すのか?

感想

 度々ネットで名前を見かけたので観てみたいと思っていたやつ。不条理の話とは思わなんだ。料理シーンがやっぱり楽しいな。
あと、南極って意外とモノ持っていけるんだな?

見どころ(点数)

料理シーン 20点
南極での生活 12点
配役・演技 10点
ストーリー 9点

合計で51点としました
 オッサン8人が南極に隔離されたドタバタコメディ……。だよなあ?
好きな人には申し訳ないが今回は酷評気味だ。一番の見どころは料理シーン。このブログで腐るほど言っているけど、料理はやっぱり美しいよ。作る料理は結構日常的です。
 食事の直前に下ネタを飛ばしたり、生活風景は本当にほとんど変わらない。不便すぎるし、もちろん一歩外に出れば極寒の世界ですが。
 気になったんですが、あれだけ私物があればアッチ系の御用達も持ってきそうなものですが、そういう描写が0なのがなあ。どうせ汚い生活なので示唆するくらいあってもよかったのに、なにを配慮したのか。映倫?

 

減点理由(クリックで表示)

分かりやすさ? -26点
 ずっと違和感があったが、分かった。説明がなくて分かりづらいシーンとわざとらしい合理性がないシーンが多すぎる。
 例えばバター食べてたシーンとか、声を掛けられてはじめて気が付くんですが、ドア開ける音で気が付くでしょうよと。悪いことしてる自覚が少しでもあるなら尚更。バターを食べてるシーンを長く見せたかったのなら、食べてるシーンからのドア開けて→「ビクッ」と。「なにしてるんですか?」のセリフを入れたかったのなら普通にその流れのまま聞けばいいし、何故あの尺が必要なのか、と疑問が沸いて仕方がない。あれがリアルなんでしょうか?
 子供と一緒に夫や南極をバカにしてたのが、その妻が実は寂しがってた、そのことが子供の声で伝えられる、とか。役者さんの演技か知らないが、全体的にひと昔前のギャグ漫画か……なにかの雰囲気が悪影響してますね。評価をみるに、好意的に受け取る方が多いのでしょうし、好きな方には非常に申し訳ないが

シンプル -13点
 映画の趣旨を察するまでに時間を要した。タイトルはストーリーの説明ではないし、南極での生活を見てればいいのか、主人公を見てればいいのか……。説明がない淡々とした感じは嫌いじゃないが、表現できるものが限られてくるのがな。実際よく分からないシーンもありましたし。上記のこともあって、シンプルさが裏目に出ている。デザイン業なら50点を加点するレベルなのにな

ステレオタイプ -10点

 極端な話、不条理な会話とステレオタイプな設定しかない。特に西村さんが男性の中で一番料理に理解があって、という感じだったのに、最後の方で割烹着でお母さんのような会話。料理=女性というイメージに同意ができなかった

 

 なんだろう、個人的には調理タイム以外の全てにおいて惜しい作品。食事に関しての映画が好きというのもあるし、Amazonのレビューでもやたら高評価だったので期待値高すぎたというのもあるかもしれませんが……。好みかね? 大衆と意見がズレることが少ない没感性なのですが、例外だったということで。

 あとこれ書いている間に何度も「なんごく」料理人って書き間違えたのでどこか気が付かずそのままだったら申し訳ない。赤道直下の野性味あふれる南国料理人、観たい

南極料理人

南極料理人