映画採点ブログ

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【採点】告白(2010)

原作未読 インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です

AmazonPrimeVideo で鑑賞

プロローグあらすじ

 森口悠子は中学校の教員。担任している1年B組は騒がしい。「いい子たち」とは言えず、叱らない彼女の性格が学級崩壊を助長させていた。しかし春休みに入る直前に、森口悠子は静かに語り始める……。

 湊かなえのデビュー作を原作とした当時の話題作。松たか子主演、子役には橋本愛、能年玲奈、芦田愛菜など

感想

 だいたい松たか子さん目当て。ブレイブストーリー以来かなりのファンです。語ってる松たか子さんの声可愛い。

 とか思ってる場合じゃなかった。なんで劇場行けなかったんだろうなぁ……。
最初の不穏な感じから「言うことを聞かない治安の悪いクラスへの復讐かなあ」とか思ってたら段々と変化していくんですよね。
 二重三重の私刑、復讐の話。そして全部親子の話

見どころ(点数)

心理描写・構成 23点
配役・演技(特に松たか子) 19点
キャラ 17点
ストーリー 15点
映像 6点

合計で80点としました
 ほとんどの時間、語りがあります。普通に語ったり、ナレーションだったりするけど。うまいこと画面とリンクさせたりするのは邦画らしいなと。この手法は序盤から退屈そう、と感じなくはないがじわじわ異常さを増す感じが強調されているので良かったかと。
 とはいえ、教室のシーンだけだと普通の(?)復讐で終わりなんですが、ここから二転三転していくのでもし途中で観るのをやめてしまった人は観た方がいい。それで面白かったと思えるかは保証できないけれど、少なくともこの映画、全然おとなしくない。

 

減点理由(クリックで表示)

中学生ら -9点
 治安悪すぎるんだが……。確かに、中学生は生命力が強いし、反抗期ってこともあって学校生活が荒む感じは分かるけど。この分からんでもない巧みな描写と、愚かなばっかりで物語的にも悪い立ち位置のモブ生徒たちにはギャップからの疑問が。まともに考えられる子、少なすぎるでしょ。いくら聞き分けなくたって現実の中学生はもう少しは頭良いよ、たぶん。完全にご都合と感じるのは私だけでしょうか。

オムニバス -6点

 惜しい、というか。中盤以降、いろいろな人物の話が絡み合うので、ネタばらしの与える衝撃を重視するためにオムニバス形式が崩れます。やり遂げられてたらすごかったんだがな、と。あるなら最後まで、ないならないで統一しよう。最初の教室での話が短編としてまとまっていたから、逆に気になりました

娘 -5点

 職場に娘を連れてくる描写はリアリティがない。シングルマザーということで正当化しようとしてますが、気になって仕方がない。まあ母親も未熟な人間として描かれているし、仕方ないよね、ということなのか? そもそもの設定部分でもあるので違和感が大きい。

 

心がクサクサする……面白かったけど、私が観る邦画はなんでこんなのばかりなんだ。こんなの、って別に貶したわけじゃないですよ。リアリティがないので突き抜けてていい映画でした。

AmazonPrimeVideoに追加されてようやく観たのが悔やまれる。

告白

告白

松たか子さんやっぱりいい演技しますねえ。またいつか出演作品を書きたい。では今回はこの辺で。