映画採点ブログ

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【採点】ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018)

インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です

劇場 で鑑賞

プロローグあらすじ

 かつて諜報機関MI7でエージェントとして活躍していたジョニー・イングリッシュ。彼は既に引退をしていた。現在は学校で地理の教員として勤めている。元スパイの教師として生徒からは支持を得て、元気に過ごしていた。しかしそんな折にMI7からの緊急招集がかかった。

またお前か! へっぽこエージェントがお約束と共にイギリスの危機を救いに戻ってきた! 逃げろ!

映画ポスター

感想

 耄碌したかローワン・アトキンソン! パワーダウンしているぞ。1作目に相棒(?)として出てきたボフの再登場など、踏襲をしていますが……悪いところも引き継いでしまってます。ボフは好き……相変わらず有能。もうボフだけでいいよ。
 そう、全部相変わらずなんだよな。まあ書くモチベはあるので書きますか。

 予告見て「ハイブリットよりクラシックカー? 別に良くない?」って思ったけど映画観て「確かにこれは時代遅れ……」と変に納得してしまった。しかしまあ、毎度毎度、かっちょいい車を出しますねえ。

 なんかねえ、1作目はむしろ観ない方が本作は面白いかもしれない。前作(2作目)は普通にオススメできるけど。

見どころ(点数)

コメディ 16点
配役・演技 15点
アナログvsデジタル 13点
アクション 6点
ストーリー 5点
車・船・原潜 4点

合計で59点としました
 全く笑えない訳ではない。相変わらずやってはならん事をやるし大口叩けばフラグは立って見事に回収する。分かりやすいのはいいことです。

 さて。本作でジョニー・イングリッシュとは……誰なんだろうかと考えた。彼は1人の人格というより、大切な仕事(ミッション)を前にやってしまう、失敗の権化のようだ。もうどうしようもないほどにね……。
 今回は特に、エージェントから引退したジョニーに焦点が当たることからも分かるように「老人(懐古厨)vs.若者」という構造になってますね。んでまあ、老人の悪いところが出まくるわけだ……。だけど元からボケなので説得力が薄いのが残念な感じですな。

 ジョニーという「ネジが外れたおとぼけ+老人」の起こす失敗。「こういうそそっかしい人いるよね(笑) だけどここまでじゃねーよ!」という微妙なラインを突く感じ。ハマる人にゃハマるんだろうな。

 でもですよ! 個人的には、やっちゃならん事をやっていくジョニーをメインに描く方が意義あると思います。
 そう考えると教育(?)に励むジョニーが生徒たちからの支持を得ていることも「育児で教えちゃダメなものはない」というメッセージにも受け取れますので。

 でもこの映画……何を考えても『深読みだぜ』って言われる気がする。

 やっぱり思考しちゃいけないわ。

 

アンチ(批評)コーナー、作品を好きな人は読まない方がいい(良心)

浅い -28点
 明らかに作りこみが甘い。交通管制システムへのDoS攻撃ってなんやねん……変に現実感持たせようとしなくていいのに。スタッフがそもそも若い人少なくなっちゃってるんでしょうか? 「イマドキ」を微妙に外している気がします。
 3Dプリンタで銃を作るとか「ああ話題になったよね……」という感じで、敵が見せびらかす理由がありません。スパイ側の銃にしたってそうです。「お?」と思ったのに結局「銃は古い」を言うだけ言ってサヨナラ。こじつけでいいから代替案を提示してくれないと世界観の輪郭を観客はつかめないよ。
 あ、でもVRのくだりはちゃんとできてたかな……。

スケール -7点
 予算少ないんですかね……。終盤にもってかれたか? 申し訳ないがスクリーンで観る理由が……思い当たらない……。

アクション -6点
 明らかに勢いがない。おじいちゃん……。せめてカーアクションにもう少し迫力がありゃあな。へっぽこ設定の長所も活かせてないし、残念すなあ

 

 皮肉った「年寄りは女性への偏見がまだ根強い」というネタは評価する。

 全編比較的穏やかに観られる映画ですので、年寄りdisに耐えられるおおらかな年寄りは観に行ってはいかがでしょうか……(笑)