映画採点ブログ

映画を100点満点で採点します

【採点】ボヘミアン・ラプソディ(2018)

インタビューなどの情報なし 映画のみの感想です
劇場 で鑑賞

プロローグあらすじ

 フレディ・マーキュリーはタンザニアの島で生まれ、イングランドに両親とともに移り住んでいる。素行は決して良いとは言えないが、ライブハウスに入り浸り、自分でも作曲するなど、音楽を愛していた。そしてそこで「仲間」を見つける。

 世界中から愛されたバンド『Queen』をクローズアップ。臨場感あるライブの再現で大ヒット中。

映画ポスター

感想

 公開前からTwitterでちょいちょい見かけたタイトルだったので、クイーンにも思入れがありますし。観てみるか、ということで。
 ちなみにCDは公開前に買った。聴いたのは鑑賞後だけど。絶対いいに決まってるもの。でも曲名でFOXのネタバレを食らった(笑)

 内容は、フレディ・マーキュリーを中心としたクイーンの成り立ちやその隆盛に伴う苦悩ってところですか。まあ王道やな……。他人の人生に王道もなにもないけど。

 でも楽曲のパワーがすごい! もちろん原曲あっての本作なわけですが。楽曲の制作過程を描くことによる感慨と、ライブの雰囲気、いいですねえ!

 個人的には「We Will Rock You」に並々ならぬ(笑) 思い出がありますので、あの使われ方とライブ映像で泣きそうでした。がんばって目に焼き付けてましたが。

 CDだけ聴いてもその最大限の感動は得られません! まだ観てないなら観よう!

見どころ(点数)

楽曲・映像 30点
配役・演技(・歌唱力) 18点
人物描写 13点
ストーリー 7点
セット・衣装・メイク 6点
映画館で観ること 7点

合計で81点としました
 大河ドラマのように映し出されるフレディ・マーキュリーという人間の、才能とコンプレックス。その音楽に対する情熱の大きさ故に周りがついて行けないことも。対人での焦りや苛立ちは、やはり多くの人が共感できるかと。

 華々しい実績とは裏腹に伝わってくる苦々しさは普通の人間らしさと「なぜQueenが多くの人に愛されたか」を力強く伝えてくれます。

 アーティストとしてのスタイルの確立の過程も見逃せません。パフォーマンスや「観客全員を参加者に」というライブは当時にすれば革新的でした。その発想から生まれる楽曲、ライブパフォーマンスの数々。
 過程を知ってるとより盛り上がれますね。

 全力で観ると本当にライブに行ったみたいに結構疲れます。カットもほとんどないし。歌唱シーンも一部を除き当時のだったり、未公開のものだったり。すごいや。Queenのライブが大スクリーンで観られる千載一遇のチャンスです。

 「ファンが行かない理由」を一切残さない徹底ぶり。音楽をテーマにした映画は最近多いから色々比較するために観に行くのも面白いかもしれないです。

 

アンチ(批評)コーナー、作品を好きな人は読まない方がいい(良心)

脚本 -18点
 「気合の入った再現ムービー」の名にふさわしいのではなかろうか。再現ムービーもそうだけど、意外と脚色してるんですよね。人生の葛藤に生じる雑味もなんだか幾分か綺麗になっていた気がします。そして彼らの演技は良かったんですが「ただ変遷をなぞるためにやってるんだよな」と思うとシュールさを感じたり。気合が入ってる分。さらに言い方を変えるなら壮大なミュージックビデオ。分かってて行きましたから、むしろ「うん、これこれ」みたいなのもあった。ただ勿体ないな、円盤発売後、ストーリー重視で観られるかっていうと、ノー。映画館で観ることに一番の価値がありますね。

移民 -7点
 時事ネタなんですかね、移民「にも」こういう才能はあるんだぜ、短絡的な移民弾圧は良くない。みたいなメッセージ性を感じましたが、正直安っぽいなと。逆に卑しめてるような感じもするし、なくてもよかったんじゃないかと

 

 ともだちっていいな。

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)